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天神ワンビル「スカイロビー」でリモートワーク体験レポ!ビル内の電源も調査
天神「ワンビル」体験レポート、第2弾! 今回は、一般開放されている6F「スカイロビー」でのリモートワーク体験をお届けします。
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天神でリモートワークやPC作業ができる場所を探している方へ。 2025年にグランドオープンした天神の新たなランドマーク「ONE FOKUOKA BLDG.(ワン フクオカ ビルディング)」(通称「ワンビル」)には、リモートワークに活用できるスポットがあります。 この記事では、4F「福岡天神 蔦屋書店」に併設されているドロップイン可能なシェアラウンジの体験レポートを紹介します。 一般的なコワーキングスペースとは一線を画す「空間の魅力」や「居心地の良さ」から、リモートワークに欠かせない「充実の設備(電源・Wi-Fi・貸出品)」まで、詳しくレポートしていきます。 天神でのPC作業場所に困ったとき、また「コワーキングスペースとは違った環境で作業したい」と思ったときの参考になれば幸いです。
ワンビル4Fにある「福岡天神 蔦屋書店」。セレクト書店としての顔もありつつ、 最大の特徴はPC作業ができるシェアラウンジです。一般的なコワーキングスペースとは一線を画す、特別な空間でした。
こちらのスペースは大きく「カフェラウンジ(カフェに近い席のスタイル)」と「シェアラウンジ(コワーキングに近い席)」の2つのエリアに分かれています。
どちらのエリアにも共通しているのは、充実したフリードリンクと、自宅やオフィスにはない居心地の良さ。「おこもりスペース」としても最適です。
落ち着くインテリアやアート、本に囲まれ、集中力を高める少し暗めの照明があいまって、この場にいるだけでスイッチが切り替わり作業がはかどる。
オシャレな空間で、気持ちも作業効率も高めてくれるそんなスペースでした。
「長時間しっかり作業できる」という機能性と、「気分転換できるカフェの雰囲気(ドリンクや軽食)」が見事に両立しています。
特に窓辺のガラス越しに天神が見渡せる席は人気で、オフィスでも自宅でも味わえない、解放感の中で作業ができるのは、福岡天神蔦屋書店ならではの体験です。
まさに、ワンビル内で「集中」も「リフレッシュ」も求めるワーカーにとって、最適なメインスポットと言えるでしょう。
シェアラウンジの利用は、店頭での受付(または専用アプリの登録)でご利用可能です。
SHARE LOUNGE 公式アプリ
※アプリDL:App storeはこちら/Google Playはこちら
個人利用プラン
ドロップイン(一時利用)※2025年11月時点
この料金で、先ほど紹介した「カフェラウンジ」と「シェアラウンジ」の両方のエリアを自由に行き来できます。 「集中したい時はシェアラウンジ」「気分転換にカフェラウンジ」といった使い分けができるのも大きな魅力です。
また、個人利用だけでなく、企業向けの「法人プラン」も用意されています。
一般的なコワーキングスペースとは違う雰囲気の中でお仕事ができるので、出張が多い企業や、福利厚生での利用としてもいかがでしょうか。
法人プラン
月額使い放題プラン:33,000円/月 × 人数
※初期費用が別途必要(公式HP参照)
「福岡天神 蔦屋書店」のラウンジは、フリードリンクや軽食の設備が非常に充実していました。
豊富なフリードリンク
コーヒー、紅茶、ジュース類はもちろん、[野菜ジュース・豆乳飲料・スープ系]まで、その種類の多さに驚かされます。
目を引く軽食(スナック)
一般的なスナック類だけでなくオシャレなスナックまで用意されており、小腹が空いたときにも対応できます。他にも、大人にも子供にもうれしいソフトクリームも食べられます。
アルコール(アルコールプランあり)
特徴的なのが「アルコールプラン」の存在です。ビール、ハイボール、カクテルなど種類も豊富。 ビジネスマンが仕事帰りのリラックスタイムとして本を片手に利用する姿が想像できます。
リモートワークで最も重要なインフラも万全でした。
ラウンジ利用者専用の高速Wi-Fiが完備されています。 実際にPC作業をしましたが、接続は安定していました。
シェアラウンジでは全席に電源(コンセント)とUSBポートが設置されていました。 カフェラウンジでは、2025年11月以降、電源があるスペースを増やす計画です。 PC作業中にバッテリー残量を心配する必要がないのは、非常にありがたいポイントです。
PC作業設備(モニター・豊富な貸出品)
シェアラウンジの一部席には、作業効率が格段に上がるモニターが設置されておりW(ダブル)モニターで作業ができます。
その他にも豊富なアメニティ(貸出品)があります。 各種スマートフォン用のケーブル(USB-C、Lightning)や充電器、イヤホン、モニター、延長コードなど、作業に必要な備品が貸出可能でした。 うっかり充電器を忘れた時にも安心です。
Web会議・通話について(有料会議室)
カフェラウンジやシェアラウンジでもお話やWeb会議です。ただし、ラウンジ内はオシャレな音楽も流れていたり、時間帯によりますが周りが静かな場合もあります。よって、プレゼンやお客様との大事なWeb会議や通話においては、有料の「会議室」の利用が最も安心です。
荷物置き場・ロッカー
ラウンジ内には、鍵付きの専用ロッカーが設置されています。キャリーバッグのような大きな荷物は難しいですが、一般的なビジネスバッグが収まるようなロッカーがあり、セキュリティ面で心配な方にも安心の設備です。
また、手荷物を入れるラックが用意されている心配りもありました。
「福岡天神 蔦屋書店」は、シェアラウンジの機能だけでなく「書店」としての体験価値も大きな魅力です。
独自の選書・アート
ラウンジの周辺には、独自の切り口で選ばれた本や雑貨が並びます。また、インテリアの一部としてアートも飾られています(定期的に入れ替えるそうなので、ぜひチェックしてみてください) ポップアップイベントなどもずいじ開催されており、作業の合間に眺めるだけでもインスピレーションが刺激されそうです。
【注目】購入前の本を3冊持ち込みOK
そして最大のメリットが、書店で気になった購入前の本(3冊まで)を、そのままシェアラウンジで読めることです。購入前に内容が確認できるのはうれしいですね。
これは、他のコワーキングスペースでは味わえない「福岡天神 蔦屋書店」ならではの強みといえるでしょう。
今回は「福岡天神 蔦屋書店」の館長・北本さんにお話を伺いました。
——こちらの「シェアラウンジ」と「書店・雑貨・イベント」が融合した特別な空間は、どのような「想い」から生まれたのでしょうか。
北本さん:「福岡天神 蔦屋書店」のコンセプトは「デュアルスタンダード」です。 それは、「デジタル」と「アナログ」、「おたく(趣味・カルチャー)」と「ビジネス」のように、一見すると全く異なる価値観が、共存していることを意味します。
近くに大手の書店ができたとしても、『福岡天神 蔦屋書店だから行きたい』と思っていただけるセレクトを意識しています。”王道”や”ど真ん中”をいくような戦略は、うちでなくてもいいんです。
・・・
さらに、北本さんは「問いをたてて考えてもらう」ことを意識して、利用者の皆さまの興味をくすぐるイベントや選書を心がけているそう。
コワーキングスペースとの一番の違いは、単なる作業場所ではなく、集中しながらもインスピレーションが刺激される、唯一無二の「おこもりスペース」になっている点だと感じます。
天神でのPC作業場所に困ったとき、そして「どうせなら、カフェやコワーキングスペースと違った雰囲気で気持ちよく働きたい」と思ったとき。 この「福岡天神 蔦屋書店」は、最も強力な選択肢の一つになるはずです。
最後に、今回ご紹介した「福岡天神 蔦屋書店」へのアクセスと基本情報です。
アクセス
「福岡天神 蔦屋書店」は「ONE FOKUOKA BLDG.(ワン フクオカ ビルディング)」(通称「ワンビル」)の4Fにあります。
ワンビルは福岡市地下鉄空港線「天神」駅と直結しており、雨の日でも濡れずに入館できます。天神地下鉄連絡通路からワンビルのB2Fにアクセスできます。
福岡空港から地下鉄で11分、博多駅からも6分という好立地です。
ワンビル専用の一時駐車場はありません。
住所
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-11-1 ONE FOKUOKA BLDG 4F
営業時間
8:00~21:00
公式サイト
https://store.tsite.jp/fukuoka-tenjin/
※2025年11月時点の情報です
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