福岡型ワーケーション推進事務局では、ワーケーションの動向を把握するためにインターネット調査を実施しました。
調査は、2024年7月12日から7月19日までの期間に実施され、10,592名の回答者が参加しました。そのうち約18%(1,887名)が福岡への出張経験があり、週1以上のリモートワークが可能なのは約21%(2,206名)でした。これら2つの条件を満たす441名が本調査の対象となりました。

調査結果から、福岡市のワーケーションに関する興味深いデータが明らかになりました。まず、業界別の回答者割合では、製造業が23.8%、IT・通信が23.1%、サービス業が10.0%と、多様な業界からの回答がありました。

福岡・九州への出張期間については、1泊2日が47.2%、2泊3日が30.8%、日帰りが11.8%、3泊4日以上が10.2%という結果になりました。
出張中の過ごし方については、屋台や地元の飲食店で食事を楽しむ人が292名、ホテルでゆっくり過ごす人が199名、観光やレジャーを楽しむ人が176名、出張の準備や仕事の続きをする人が156名という結果が出ました。これらの結果から、福岡市での滞在は1泊から2泊の短期滞在が多く、滞在中は屋台や地元の飲食店での食事を楽しむ人が、過半数を占めていることが分かります。(福岡市内のおすすめグルメスポットはこちら)

情報収集の媒体としては、Web検索(Google検索・ブログ閲覧)が270名、旅行・観光情報サイト(じゃらん、楽天トラベルなど)が215名、SNS(Facebook、Instagram、Xなど)が180名、友人・知人からの口コミが180名と、SNSよりもWeb検索の方が多い結果となりました。

ワーケーションの実施については、「推進はされていないが、できる環境ではある」と答えた人が134名、「特に規定がない」と答えた人が115名、「会社としてワーケーションを推進している」と答えた人が109名でした。この結果から、福岡市への出張経験があり週1以上のリモートワークができる人のうち、約25%の人がワーケーションができる環境にあることが明らかになりました。

また、ワーケーションに必要なサービスや設備としては、高速インターネットが22.6%、作業スペースが21.8%、静かな環境が13.5%、食事や飲物の提供が11.8%という結果になりました。(福岡市内のコワーキングスペース一覧はこちら)

福岡市は、ワーケーションに最適な環境を整え、快適に仕事ができる街として進化を続けています。市内の事業者と連携し、高速インターネット環境や充実した作業スペースを備えたコワーキングスペースが多数あり、ビジネスに集中しながらもストレスなく働ける環境が整っています。
さらに、福岡市独自の「ワフパス」を活用すれば、市内交通や観光施設の特典に加え、コワーキングスペースの利用や会員限定の研修プログラムなど、ビジネスシーンでも活用できるメリットが満載。ワーケーションをより充実させる仕組みが揃っています。
ワーケーションのコーディネート相談も随時受付中ですので、ワーケーションの際は是非福岡市にお越しください!
コーディネート相談も随時受け付けておりますので、福岡市でのワーケーションをご検討の際は、お気軽にご連絡ください。