特集
天神ワンビル「スカイロビー」でリモートワーク体験レポ!ビル内の電源も調査
天神「ワンビル」体験レポート、第2弾! 今回は、一般開放されている6F「スカイロビー」でのリモートワーク体験をお届けします。
MagazineMagazine
2024年10月、福岡市内で企業向けの1泊2日のワーケーション体験会が開催されました。福岡でのワーケーションは、都市型ワーケーションとしての利便性が特徴です。参加者を代表して今回の体験会で初めて福岡を訪れた東京の企業「株式会社レボーン」の内田様から、感想を伺いました。

東京のスタートアップ企業や韓国の大手企業、福岡市内のワーケーション受け入れ事業者など、合計50名以上が参加した福岡ワーケーション合宿が開催されました。
福岡は、東京からわずか2時間の距離で、都市圏でありながら、山、海、島といった自然豊かな環境に気軽にアクセスできるのが魅力です。普段と異なる環境で、自然や文化に触れながらリフレッシュでき、仕事とのバランスが取りやすい場所として、企業ワーケーションに最適な地域です。
今回は、「においのソリューション」を提供する東京の企業「株式会社レボーン」の内田様に、参加者を代表して感想や活動内容を伺いました。

私の役割は、主にバックオフィスでの業務です。具体的には、人事労務や経理など、社員を支える業務に携わっています。
入社したばかりで多くの経験を積みたいと考えている中、この福岡でのワーケーション合宿は、組織運営やチームビルディングについて多くを学べる貴重な機会となりました。

私が所属する「レボーン」では、においに関わるビジネスを展開しています。一見珍しい分野と思われがちですが、においは私たちの生活やビジネスにおいて、非常に大きな影響力を持っています。
たとえば、映画館での香り演出、悪臭の除去、麻薬探知やカビ検知など、においを活用した技術や製品は幅広いシーンで必要とされています。
においを検知するセンシングデバイスと、においのクラウドサービスを自社開発しており、各製品を使用したコンサルティングを通して、においに関する悩みを解決しています。

当日は少し早起きでしたが早朝のフライトで東京から福岡へ飛び、10:30ごろに福岡へ到着していました。到着後はワーケーションプログラムが午後から開始だったこともあり、コワーキングスペースにて打ち合わせ等の作業を実施。

お昼は事前にリサーチして行ってみたかった駅併設のビルにある「めんたい料理 博多 椒房庵」でランチとして明太まぶしを食べました。ご飯のうえに鯛の切り身がのっていて、さらにそのうえに明太子がのっており、絶品でした。明太子は、炙ってもらうとより食感を楽しめるので、注文時に半炙りを頼むのがおすすめです。

その後、午後からの福岡ワーケーション合宿に参加。会場となった「TKPガーデンシティ博多新幹線口店」は本当に駅から近くてすぐでした。研修ではチームに分かれてワークショップをしたり、懇親会があったりと、参加者同士でつながる工夫が多くあったこともあり、東京の同じような規模の会社の人や、福岡の企業と繋がることができました。

夜はその繋がりでみなさんと「とりやき酒場 鶏ん家」に鳥焼きを食べに行き、店員さんが焼き加減を見ながら焼き上げる一品は、どれも絶品で、ついつい会話も弾み、リラックスした時間を過ごすことができました。

2日目はもともと行きたい場所でもあったワーケーション受け入れ施設である「ABURAYAMA FUKUOKA」の視察へ。行きたかった理由としては弊社が「におい」をテーマにした事業を展開していることもあり、外での活動を通じてにおいに敏感になれる環境が理想的だと感じていたからです。

施設見学後、福岡ワーケーション合宿は解散となり、私は再びコワーキングスペースで作業を進めました。その後は趣味のカフェ巡りを博多周辺で楽しみ、締めにラーメンを食べてから東京へ戻りました。

合宿中のワークショップで、普段は関わらない業種や働き方をしている他の企業の方々とグループワークを通じて課題に取り組む機会がありました。他社の視点や意見を直接聞ける場は、新たな気づきの連続で、私にとって非常に印象的でした。
普段の業務では、どうしても社内のメンバーとの会話のみになり、同じ視点や価値観に寄りがちになってしまいます。社内での当たり前も、他の参加者から見ると意外な点や工夫の余地があることに気づかされました。
福岡ワーケーション合宿に参加して、いつもと異なる環境で、新たな「つながり」ができたことで、普段はあまり意識できなかった視点や異なる発想に触れ、視野が広がったと感じています。

はじめて福岡を訪れましたが、東京からの近さに驚きました。飛行機で到着後、空港から博多駅までのアクセスも非常に良く、さらにコワーキングスペースやおいしいグルメも豊富で、日常業務の延長でグルメを楽しむには最適な場所です。

近くに自然豊かなエリアがある点も魅力的です。ABURAYAMA FUKUOKAではロッジを見学しましたが、寝室が大きなガラス張りで、星空を一望できる空間が広がっており、ワーケーションだけでなく特別な日にプライベートで利用したいと思うほど。牧場もあるので、家族でも楽しめる場所だと思いました。

BBQ会場や早朝のランニングコース、散策エリアがととのっており、仕事の合間にリフレッシュしながら考えを深める時間を取れるのが、企業向けのワーケーション施設として考えても大きな魅力だと思います。
会社ではどうしても目の前の業務に追われがちなので、こうした刺激や気づきを得られるワーケーションを実施できる施設の存在は非常に大切だと感じました。
街中では企業誘致の広告やビジネスマッチングの取り組みが見られ、観光地であると同時に、ビジネス拠点としても力を入れている街であることを実感しました。他企業との商談の場としても最適な場所だと思います。

福岡でのワーケーション合宿は、私にとって本当に多くの学びや出会いがありました。
普段は出会えないような新たなつながりが広がり、他社の取り組みや課題を知ることで、ビジネスの視野が広がりました。また、福岡ワーケーション合宿内のワークショップで得た気づきは、チームや組織づくり、社内の人間関係の向上にも役立てていきたいと思います。
ビジネス環境と自然環境のどちらもが共存する福岡でのワーケーション、今度は自社のメンバーで訪れてみたいです。
東京からのアクセスもよく、都市と自然が近いコンパクトシティ・福岡には、企業ワーケーション合宿にオススメの拠点が多数あります。今回はその中からいくつかをご紹介!
「チームビルディングの社員合宿をしたい」
「しっかりと中長期戦略の議論をしたい」
「新しい出会いをうみ、ビジネスマッチの可能性を模索したい」
といった企業にオススメです。ぜひご検討ください!
特集
天神「ワンビル」体験レポート、第2弾! 今回は、一般開放されている6F「スカイロビー」でのリモートワーク体験をお届けします。
Magazine特集
天神でリモートワークやPC作業ができる場所を探している方へ。 2025年にグランドオープンした天神の新たなランドマーク「ONE FOKUOKA BLDG.(ワン フクオカ ビルディング)」(通称「ワンビル」)には、リモートワークに活用できるスポットがあります。 この記事では、4F「福岡天神 蔦屋書店」に併設されているドロップイン可能なシェアラウンジの体験レポートを紹介します。 一般的なコワーキングスペースとは一線を画す「空間の魅力」や「居心地の良さ」から、リモートワークに欠かせない「充実の設備(電源・Wi-Fi・貸出品)」まで、詳しくレポートしていきます。 天神でのPC作業場所に困ったとき、また「コワーキングスペースとは違った環境で作業したい」と思ったときの参考になれば幸いです。
Magazine特集
ワーケーションは、個人の働き方を豊かにするだけでなく、企業の課題解決や地域活性化にも繋がる大きな可能性を秘めています。 この動きを推進する観光庁は2024年度、普及の新たな一手として、これまで課題とされていた「子育て世代の参加」と「デジタルノマド」という2つのテーマに取り組みました。 そのモデル実証から得られたリアルな成果や優良事例をまとめたものが、2025年5月に公開された「ナレッジ集」です。 本記事では「ナレッジ」を分かりやすく紹介すると共に、これからのワーケーションが持つ未来の可能性を探っていきます。
Magazine特集
優秀な人材の獲得と定着は、企業の持続的な成長に欠かせません。 しかし、給与や休日などの条件面を改善するのは容易なことではありません。 また、条件面の改善だけでは、社員のエンゲージメントを高めるのは難しい時代になっています。 そこで重要になるのが、社員が「この会社で長く働きたい」と感じられるような、充実した福利厚生です。 この記事では、社員の定着率向上に直結する福利厚生の考え方と、具体的な種類を解説します。
Magazine特集
リモートワークは、働き方改革やパンデミックを機に、働き方の選択肢として一気に普及しました。時間や場所に縛られず働ける柔軟性は、起業家にとっても社員にとっても大きなメリットです。 その一方で「チームの熱量が、なんだか下がっている気がする」「情報共有が滞りやすい」といったコミュニケーション不足を感じることはないでしょうか? リモートワークによって生じるコミュニケーション不足は、多くの企業が実際に直面している課題です。 パーソル総合研究所の調査(2020年)によると、リモートワーカーの39.5%がコミュニケーション不足を感じていると回答しており、28.8%がリモートワークでの孤独感を感じていると回答しています。 リモートワークが効率的であることは確かです。 しかし、チャットツールやオンライン会議だけでは、人の感情や細かなニュアンス、そして何より「信頼」を育むことは難しく、いつの間にかチーム内に見えない壁ができてしまい、気づいた時には、取り返しのつかない溝になってしまうこともありえます。 こうした見えない「壁」を乗り越え、チームの熱量を高めるにはどうすればよいのでしょうか。 ここからは、具体的な解決策を考えていきましょう。
Magazine特集
福岡でコワーキングスペースの月額利用を検討しているフリーランスの方へ。 この記事では、博多・天神エリアを中心に、料金相場はもちろん、「集中したい」「交流を広げたい」といったあなたの目的別に選べるおすすめの施設を、料金や選び方のポイントと合わせて紹介します。
Magazine当サイトでは、Cookieを使用して利用者の体験を向上させています。 閲覧を続行する場合は、当サイトでCookieの使用に承諾いただいたことになります。
詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。