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生産性アップ! ワーケーションで効果的な仕事をする5つのコツ

ワーケーションは、旅先でリフレッシュしながら仕事をすることで、より生産性や意欲がアップするといわれています。今回は、さらにワーケーションのメリットをいかし、効果的な仕事をするコツを5つ紹介します。

生産性アップ! ワーケーションで効果的な仕事をする5つのコツ

①ワーケーション先でもスケジュール管理はする 

ワーケーションはバケーション(休暇)をメインにすることもあれば、ワーク(仕事)をメインにすることもあります。どちらをメインにするにしてもポイントは着地点をはっきりさせておくことです。着地点とは仕事の完成度です。着地点は「新しい企画を1つ以上みつけよう」など具体的にイメージします。そして、ワーケーションの最後は着地点に到着できるようにスケジュール管理をしましょう。 

スケジュール管理をするメリットは他にもあります。スケジュールを管理することで、仕事と休暇のメリハリがつきます。事前に関係者にスケジュールを伝えておけば、休暇時間帯と仕事時間帯を共有できるため余計な気を使わせることなく効率的な仕事ができます。 

②バケーション要素が強くても仕事に集中できる施設を選ぶ  

ワーケーションはリゾート施設やグランピング施設などバケーション要素が強い場所で行うこともあります。バケーション要素が強いということは誘惑も多いということです。誘惑に負けてしまえば、ワークとバケーションのバランスは崩れてしまうでしょう。バケーション要素が強い中でも仕事に集中するポイントは「目的地選びと施設選び」です。休暇時間中は思いっきりバケーションを満喫し、仕事に集中するときには通常通りの仕事ができる施設を選びます。通常通りの仕事ができる施設とは「速度があり安定したWi-Fi環境」や「バケーション要素から守られるブースや個室」がある施設です。物理的にバケーション要素から離れた空間に身を置くことで誘惑に負けずメリハリをつけて仕事に集中することができるのではないでしょうか。 

③インターフェースを充実させる 

生産性があり効果的な仕事をするために欠かせないものがインターフェースです。インターフェースとは、複数のものを接続するツールをいいます。リモートワークならば仕事をする場所が限定されているため、必要とされるインターフェースの種類は限られます。しかしワーケーションは「場所と時間にとらわれない働き方」です。場所と時間にとらわれないインターフェースが必要になります。「いつでもどこでもつながる」ということはタイミングを逃さずに効果的な仕事をするポイントです。 

④非日常を楽しむ  

ワーケーションの醍醐味は非日常です。非日常には、いつもの生活では出会えない人やひらめきと出会えるチャンスがあります。 

一例として、ユニリーバ・ジャパン(以下ユニリーバ)が行ったワーケーション「地域de WAA」による商品開発があります。ユニリーバの社員が宮崎県新富町でワーケーションを行った際、地域の人がウミガメの産卵地を守る活動をしていることを知りました。そこで社員は地元の中学生が描いたウミガメのイラストを詰め替え用パッケージに採用し、九州限定で1年間発売したのです。商品は18万個を売り上げ、売上の一部はウミガメの保護活動をしている団体に寄付されました。まさにワーケーションならではの非日常の出会いが生産性をアップさせた事例です。 

 参考URL「国土交通省 導入企業事例」:https://www.mlit.go.jp/kankocho/workation-bleisure/corporate/case/unilever/ 

参考URL「宮崎県新富町HP」:https://www.town.shintomi.lg.jp/item/18747.htm 

⑤バケーション中もワークのアンテナをはっておく 

ワーケーションは、バケーションとワークを別々に楽しむのではなく、両立させることでより生産性をアップさせることができます。 

オフィス内で業務をこなしているときには仕事に対して受け身タイプだった人も、ワーケーション中は仕事に対して積極的になれるかもしれません。なぜならばワーケーションは主体的に時間管理を行い仕事に向かうからです。仕事に対して主体的になることでオフ中も完全にオフになるのではなく、頭のどこかで「なにかプラスの発見はないか」とアンテナがはられ、オフィス内では感じられなかった発見のチャンスと出会えるかもしれません。海で遊んでいるときや観光地で家族と休暇を楽しんでいるときでも「ワークのアンテナ」をはっておくことで想定外の発見をすることができるでしょう。 

組織でワーケーションの成果を高める方法とは 

ワーケーションの生産性を高め、効果的な仕事に結びつけるためには、目的を達成できる場所や施設を選ぶことです。非日常の出会いや体験が待っている場所を選ぶことは、リフレッシュ効果を高め生産性アップにつながります。また、ワーケーションを終えたら反省点やよかったことを社内で共有し、ノウハウを蓄積することもワーケーションの質を高める方法です。 

おわりに 

ワーケーション実施後に得られる大きな成果は「新しい発見(イマジネーション)」と「生産性の向上」です。新しい発見をするためには、非日常の場所でリフレッシュしつつ仕事のアンテナを張り巡らせておくことがポイントです。そして、生産性を向上させるためには休暇と仕事のメリハリ、充実した仕事環境がポイントです。 

企業や従業員そして受け入れ地域にとってもメリットがあるワーケーションで生産性アップを目指してみてはいかがでしょうか。 

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