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ワーケーション・ブレジャーを通して福岡を攻略するビジネスマンに聞く、”福岡”での働き方と遊び方

関東在住であるものの、福岡で呑むのが大好きで、天神・博多界隈を歩けば良いお店の嗅覚がたつほど、福岡を攻略してきていると言う渡邊さん。 今回は、コロナ禍以前まで毎月のように福岡出張をされていたビジネスマンに福岡でのビジネス展開や魅力について伺いました。

ワーケーション・ブレジャーを通して福岡を攻略するビジネスマンに聞く、”福岡”での働き方と遊び方

公益財団法人福岡観光コンベンションビューローより「福岡型ワーケーション推進コーディネーター」として委託を受けた株式会社HOnProが、コロナ禍以前まで毎月のように福岡出張をされていた関東在住の渡邊さんに福岡でのビジネス展開や街の魅力について伺いました。

−福岡に来るようになったきっかけは何でしょうか?

5年前、自分たちが開発したクラウド勤怠管理システムのローンチ時に、都市圏のいくつかの街でプロモーションを行いました。福岡に来始めたのはその時からです。

勤怠管理ソフトはどの業種にも必要なので、業種や職種は気にしていませんでした。福岡に営業アプローチしたのは、純粋な市場の経済規模で考えたから。想定ユーザーの数と当社の営業所がない等の条件とあわせて、福岡と決めました。

また、スタートアップの企業に自分たちのシステムを使ってもらいたいという想いもあったので、スタートアップを後押しする文化のある福岡にターゲットを絞ることにしたんです。福岡からムーブメントを作りたくて。

−福岡への出張の目的は何でしょうか?

1番の目的はパートナー開拓です。地方の街ほど対面営業がスタンダードなので、たくさんの企業の方々と出会うことが重要と考えました。あと、個人的にはサーフィンが好きなので、聖地である宮崎へ行きやすいのも魅力でした。(笑)

−福岡に滞在される時は、どんな過ごし方をしていますか?

福岡に来るときは、2,3泊することが多いです。飲むのが好きなので、天神・博多界隈での宿泊がほとんど。パートナー企業の方と飲みに行くことが多いです。東京だと取引先と行くことなんてまずありません。これは福岡のカルチャーだと思います。

また、福岡の方々と触れ合うなかで、僕自身が感じるは、人の垣根のなさです。あまり人との壁をつくらず、フランクな感じがします。前に飲み歩いた時なんかは、隣に座った初対面の人と2軒目、3軒目に行ったこともあるくらいです。(笑)

―働き方についておしえてください。

ノートPCだけで仕事できる環境は以前から整備されていました。コロナ禍の2年前くらいからは、週1回のテレワークが許可されていましたね。当時はコワーキングスペース等でのテレワークの文化はなく、基本的に在宅勤務でした。
ノートPCで会議をするようになったのはコロナ禍からです。それ以前は、会議は対面でした。コロナ禍になってから、一気に非対面が増えたと感じています。

―テレワークとオフィス出社での勤務についてそれぞれのメリットをどのように考えておられますか?

業務内容によりますね。チーム単位でゼロイチを生み出すのは、テレワークだと難しいと感じています。メンバーとのコミュニケーションや企画などは、やはり対面の方がやりやすいです。テレワークで勤怠管理システムを作れるかと言われると、正直無理だと思います。 ただ、一人で淡々と作業するものなら、テレワークの方が効率的で良いですね。業務内容によって、テレワークと出社勤務を使い分けていくのが良いと思います。
コロナ禍によってこれまでの非生産的な部分や、逆に対面だからこそ良かったところも見えたので、それをすり合わせて変えていくのがベストかなと。

―最近はコワーキングスペースが増えてきていますが、どのような魅力があると感じていますか?

コワーキングスペースでは、さまざまな業種の人が同じ場所で仕事しますよね。すると、そこで交流が生まれます。繋がりが生まれてアイデアを交換することによって、会社にイノベーションを起こせる可能性があるのが魅力だなと感じています。

福岡の方々は初対面でも人の壁を作らず、フランクに接していただける方が多い印象なので、福岡は街自体がコワーキングスペースのような雰囲気ですね。(笑)

−最後に、福岡型ワーケーションに期待することを教えてください。

福岡でワーケーション文化を根付かせて欲しいなと思います。ワーケーションを根付かせるには、各企業の制度を変える必要がありますが、スタートアップの多い福岡ならそれが可能だと感じています。「ワーケーションといえば福岡!」みたいになったら面白いなと思います。

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