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全社員フルリモート体制のワーケーションの先進企業・株式会社CAMPFIREが体験した福岡ワーケーション

日本を代表するクラウドファンディング企業の株式会社CAMPFIREは、2020年2月から全社員がリモート勤務をしています。リモートワークが“当たり前”のCAMPFIREの皆さんは福岡でどのようなワーケーション滞在を過ごされたのでしょうか? これからワーケーションを考えたい企業の方にも示唆の多い体験レポートです。福岡でワーケーション中のCAMPFIREから照井さんと成相さんのお2人に、インタビュー形式でお話しを伺いました。

全社員フルリモート体制のワーケーションの先進企業・株式会社CAMPFIREが体験した福岡ワーケーション

– おふたりは、何度目の福岡なんですか? 

照井さん:
年2-3回くらいは仕事で福岡へ来ています。そもそも福岡が好きですし、空港から近く、東京よりも落ち着いていることに加え、食べもの美味しいですよね。

成相さん:
僕も年1回くらいは来てますね。こちらに友人も多いですし、仕事で来たら流れで延泊したり、中日に有休を取ったりするなど、これまでもワーケーション的な滞在はしていたと言えるかもしれません。

– 今回の滞在では、どのように過ごされたのですか? 東京での働き方と、福岡でのワーケーション中の働き方では何か変化はありましたか?

照井さん:
初日は飛行機で到着後に市街地へ移動し、早速市内のコワーキングスペース「+TAP 大名」で仕事をしていました。夕方早めに切り上げてからは市内を観光したり、晩御飯には成相さんと「もつ鍋」を食べたりしました。

翌日以降は、宿泊先だった「西鉄ホテルクルーム博多」で仕事をしていました。エントランスの環境が良く、とっても仕事がはかどってお気に入りでした。ちょっと疲れたら館内に温泉もありましたし、周辺の駅前だったり街ナカを散歩したりしてリフレッシュしていました。



(照井さんが絶賛の「西鉄ホテルクルーム博多」エントランスロビーでのお仕事中の様子)

基本はここでオンラインのミーティングも含め仕事することが多く、働き方としては、東京にいる際と特に変わりなかったですね。企画やアライアンス関連の仕事が僕の領域ですが、メールをチェックしたり、社内外の打ち合わせにオンラインで参加したり、くれぐれも情報管理には気をつけつつ、業務的には普段通りこなせたと思っています。いつもと違う環境だからこそ気分転換もできますし、パフォーマンスも上がったのでは?と感じています。

本当は福岡市博物館へも足を運びたかったのですが、仕事の予定などとも重なり行けずじまいだったのが唯一の心残りです。公共系の施設は閉館も早いので要注意ですね(笑)。

成相さん:
僕は福岡近辺に友人が複数いるので、折角のワーケーションという事もあり、オフタイムに友人と会って食事をしたり満喫していました。実はこの後も、小倉の友人と会って夕ご飯を一緒に食べてきます(笑)。

仕事環境としては、初日は照井さんと同じくコワーキングスペースで仕事した他は、カフェやホテルの室内で仕事をすることが多かったですね。ホテルの部屋だけでなく、カフェやコワーキングスペースなどが沢山あるので、働く場所を選びやすい点は、福岡でワーケーション滞在をする魅力だと思っています。

– オフタイムで印象的だった場所やコトは何かありますか?

成相さん:
2日目の朝に思い立って、太宰府天満宮まで行ってみました。朝7時前にホテル前のバス停から気軽に行けたので良かったです。お参り後にはカフェで仕事をして、電車に乗って帰ってきました。

コンパクトシティなので全てが近接していますし、特に下調べは念入りにせず出掛けたのですが、福岡のいいところはアクセスにしろワークスポットにしろ「何とかなる」という安心と便利さがあることだと思います。思い立ったまま出かけたりしても大抵は大丈夫…という安心感は嬉しいですよね。


(成相さんは仕事の合間を縫って太宰府まで足を伸ばした)

今回はオフシーズンでしたがPayPayドームも近いならプロ野球を観戦したり、時間さえあれば柳川方面まで足を運んだり、またゆっくり福岡でのワーケーションを考えたいとも思いました。

照井さん:
今回はANAのW@F公式旅行商品を利用したのですが、その商品に付帯していたチケットを使って行った福岡タワーと夜景が素敵でしたよ。タワーの後に食べた「もつ鍋」も美味しかったですが、僕は「水炊き」が一番でしたね。



(福岡タワー館内の様子と、タワーからの夜景)

成相さん:
食べもので言えば、僕は「とり皮」が印象的でしたね。地元の友人に地元グルメとして薦められて食べましたが、とても美味しかったです。

福岡の魅力はとにかく「アクセス」と「選択肢」だと思うんです。

日本の主要都市でNo.1と言っていい空港~市街地へのアクセスの便は、「次のバスの時間があるから〇〇できない」「あと〇分空き時間が出来てしまう」といった、地方にありがちな移動のストレスと無縁と言える環境じゃないでしょうか。

また、食べものも働く場所も、観光スポットにせよ「〇〇しか無い」ではなく、とにかく沢山ある選択肢の中から自由に選んで過ごせるという点は、福岡という都市型でワーケーションをする最大の魅力だと思っています。

– CAMPFIREさんはリモートワークが大前提だったり、ワーケーションという働き方にも理解のある、言わば“先進企業”ですが、ワーケーションの価値はどの部分にあると思いますか?

照井さん:
僕個人としては、東京でずっと働いていても楽しくないんですよね。

地方に行って違う空気感を感じたり、仕事をしながら余暇や非日常を愉しんだりすることは、リフレッシュだけでなく生産効率にも寄与すると考えています。気分転換のみならず、良い発想の源泉になっています。

もちろん、それを後押ししてくれる会社の制度や、融通が利く部分についても感謝しています。


(ワーケーションをバックアップする空気づくりが大切と語る照井さん(左)と成相さん(右))

– ワーケーションに「興味を持っていてもなかなか踏み出せない」という声は、働く側からも企業からも依然聞こえてきます。CAMPFIREで働くお二人からみて、ワーケーションがより一般化するにはどんな後押しが必要になると思いますか?

照井さん:
働き方については、CAMPFIREはめちゃめちゃ融通が利きます。勤務時間はコアタイム以外の自由度は高いですし、どこで働いてもOKで「テレワークは家でないと駄目」といった規制もありません。「良いパフォーマンスが出せる環境が最優先」という前提が、企業側にも働く側にも先ず必要なのではないでしょうか。

そのうえで、フレックスや(宿泊やコワーキングなどの)補助ほか制度面も大切だと思います。有休のとりやすさも含めた安心感など、腰が重くなる理由は多い筈なので、会社として多様な働き方を“認める”だけでなく“バックアップする”組織風土があると、より良いですよね。

成相さん:
確かに「どこで働いているか」などを毎度説明することは大変ですし、そうした管理のされ方は働く側の気持ちとしてワーケーションの後押しには繋がりにくいかもしれませんね。

企業によっては情報セキュリティの観点からWi-Fiをどうするのかとか、ずっとカフェで仕事をする訳にはいかないでしょうから「どこで稼働すべきか」等、社内でいろいろと準備は必要かもしれませんが、前向きにワーケーションの価値を捉える人が増えてくれたら嬉しいですよね。

– さいごに、貴社と「働き方」について教えてください。

国内最大のクラウドファンディングサービスがCAMPFIREです。あらゆるファイナンスニーズに応えるべく、個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など、様々な挑戦を後押ししてきました。

プロジェクトオーナーはCAMPFIRE にプロジェクトを掲載することで、支援という形で資金を集めることができ、支援者はプロジェクトへ支援することで、モノや体験などのリターンを得ることができます。

当社では2020年2月から全社員がリモート勤務となりました。すでに全社員のうち44%のメンバーが東京都以外の場所からリモート勤務しています。もちろん副業もOKとなっています。

参考:
CAMPFIREのフルリモート勤務で人生の自由度があがった話
部長がいきなり沖縄移住!?コロナ渦における経理財務チームのフルリモート化への道


企業WEBサイト
https://camp-fire.jp/

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